
高級スーパー2ブランドの口コミを徹底調査!「弁当」「惣菜」の評価はブランド間で差が出る結果に
レポート概要
公開日時 | 2025年8月25日 |
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業種 | 小売 |
ジャンル | 業界別調査レポート |
今回は、高級スーパーマーケット2ブランド(紀ノ国屋/いかりスーパー)に寄せられた口コミを調査しました。
業界動向の把握や自店舗の口コミ対策に、ぜひ本レポートをご活用ください。
目次
本調査の見どころ
1店舗あたりの口コミ数・平均評価ともに「いかりスーパー」が「紀ノ国屋」を上回る結果に
「紀ノ国屋」では、★1の割合が12.0%と「いかりスーパー」よりも大きい
「紀ノ国屋」の外国語口コミ比率は「いかりスーパー」よりも4.0%高い
2ブランドともに外国語評価が日本語評価を上回っている
調査対象
本調査は、高級スーパーマーケット2ブランドに寄せられた口コミ807件を対象に行いました。
紀ノ国屋(株式会社紀ノ國屋):40店舗
いかりスーパー(株式会社いかりスーパーマーケット):22店舗
(※調査対象の店舗はランダムに選出)
調査結果
ここからは、調査結果の一部を抜粋してお伝えします。
1店舗あたりの口コミ数・平均評価ともに「いかりスーパー」が「紀ノ国屋」を上回る結果に
こちらの散布図では、調査対象2ブランドの「1店舗あたりの口コミ数」「平均評価(★の数)」を算出しています。1店舗あたりの口コミ数・平均評価(★の数)ともに「いかりスーパー」が「紀ノ国屋」を上回る結果となりました。
2ブランドともに外国語評価が日本語評価を上回っている
こちらのグラフでは、調査対象2ブランドの「日本語口コミの平均評価」「外国語口コミの平均評価」を算出しています。2ブランドともに外国語評価が日本語評価を上回る結果となりました。「いかりスーパー」の方が評価の差が大きく、外国語評価が0.38pt高くなっています。
「いかりスーパー」の口コミに多く寄せられたキーワードでランキングを作成
こちらの表では「いかりスーパー」の口コミにおける、キーワードの「使用回数」「ポジティブな文脈で使用されている割合(ポジティブ率)」を算出し、「使用回数」「ポジティブ率」「ネガティブ率」ごとにランキング形式で分析しています。
< 使用回数が多いキーワード「商品」 はこんな文脈で使用されています >
・「こだわりの商品が多く、野菜も他では購入出来ないものが手に入る」
・「添加物が少ない商品が多いのが嬉しい」
< ポジティブ率が高いキーワード「新鮮」 はこんな文脈で使用されています >
・「野菜が特に新鮮で、他のスーパーで買うよりも長持ちする」
・「美味しく新鮮な生鮮食料品や輸入食品が多い」
< ネガティブ率が高いキーワード「レジ」 はこんな文脈で使用されています >
・「レジの待ち時間が長くて疲れてしまう」
・「レジの接客は丁寧だが、列の進みが遅い」
2ブランドに共通して「接客」に関するキーワードのポジティブ率が低い結果に
こちらの表では、調査対象2ブランドにおける、「接客」「価格」「施設・設備」に関連するキーワードに焦点を当て、各キーワードの「1店舗あたりの使用回数」「ポジティブな文脈で使用されている割合」の違いを調査しています。
< カテゴリ:接客 >
「接客」に関するキーワードは、2ブランドともにポジティブ率が低く、共通の課題が浮き彫りとなりました。特に店員の態度や対応に関するネガティブな口コミが多く見られ、高級スーパーであることから、ユーザーはより丁寧かつ質の高い接客を期待していることがうかがえます。
< キーワード:価格 >
「いかりスーパー」ではキーワード「価格」のポジティブ率が「紀ノ国屋」を上回りました。口コミからは「値段は高めだが、それに見合った品質で納得感がある」との声が多く、顧客が価格と品質のバランスを評価していることがうかがえます。
レポートでは他にも、「商品」に関するキーワードについて分析しています。ぜひダウンロードしてご確認ください。
本レポートに関するお問い合わせ:kcom_report_request@mov.am
調査の概要
口コミ分析対象期間:2024年9月1日〜2025年7月31日
対象サイト:Googleマップ
口コミ取得数:807件