
【家電量販店3ブランドの口コミ分析レポート】口コミ数・平均評価で他に差をつけたブランドはどこ?
レポート概要
公開日時 | 2025年8月21日 |
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業種 | 小売 |
ジャンル | 業界別調査レポート |
今回は、家電量販店3ブランド(ヤマダデンキ/ケーズデンキ/ジョーシン)に寄せられた口コミを調査しました。
業界動向の把握や自店舗の口コミ対策に、ぜひ本レポートをご活用ください。
目次
本調査の見どころ
1店舗あたりの口コミ数が最も多いブランド、平均評価が最も高いブランドはともに「ヤマダデンキ」
最も平均評価が高い「ヤマダデンキ」では、★5の割合が他3ブランドよりも高い
外国語口コミ比率が最も高いブランドは「ジョーシン」
「ジョーシン」では外国語評価と日本語評価の差が最も大きい
調査対象
本調査は、家電量販店3ブランドに寄せられた口コミ8万7,080件を対象に行いました。
ヤマダデンキ(株式会社ヤマダデンキ):765店舗
ケーズデンキ(株式会社ケーズホールディングス):445店舗
ジョーシン(上新電機株式会社):164店舗
(※調査対象の店舗はランダムに選出)
調査結果
ここからは、調査結果の一部を抜粋してお伝えします。
1店舗あたりの口コミ数が最も多く、平均評価が最も高いのはともに「ヤマダデンキ」
こちらの散布図では、調査対象3ブランドの「1店舗あたりの口コミ数」「平均評価(★の数)」を算出しています。1店舗あたりの口コミ数が最も多いブランド、平均評価(★の数)が最も高いブランドはともに「ヤマダデンキ」で96.9件、★4.64でした。
外国語口コミ比率が最も高いブランドは「ジョーシン」
こちらのグラフでは、調査対象3ブランドの口コミにおける「外国語口コミ比率」を算出しています。3ブランド平均は1.4%と、外国語口コミの比率は低いスコアとなっています。外国語口コミ比率が最も高いブランドは「ジョーシン」で8.7%でした。
「ジョーシン」の口コミに多く寄せられたキーワードでランキングを作成
こちらの表では、「ジョーシン」の口コミにおける、キーワードの「使用回数」「ポジティブな文脈で使用されている割合(ポジティブ率)」を算出し、「使用回数」「ポジティブ率」「ネガティブ率」ごとにランキング形式で分析しています。
< 使用回数が多いキーワード「商品」 はこんな文脈で使用されています >
・「店員さんの商品知識が豊富で信頼できる」
・「他店よりも商品の説明表示が見やすい」
< ポジティブ率が高いキーワード「プラモデル」 はこんな文脈で使用されています >
・「プラモデル関連商品の取り扱いが豊富」
・「プラモデルコーナーが拡張されたのが嬉しい」
< ネガティブ率が高いキーワード「残念」 はこんな文脈で使用されています >
・「店内の通路が少し狭いのが残念」
・「エスカレーターは上りしかないのが残念だった」
「ケーズデンキ」「ジョーシン」ではキーワード「案内」のポジティブ率が低い結果に
こちらの表では、調査対象3ブランドにおける、「接客」「料金」に関連するキーワードに焦点を当て、各キーワードの「1店舗あたりの使用回数」「ポジティブな文脈で使用されている割合」の違いを調査しています。
< キーワード:店員 >
キーワード「店員」のポジティブ率は3ブランドに共通して低い結果となりました。実際の口コミでは、店員の接客態度や商品知識の有無に言及するものが多く見られ、評価のポイントであることがうかがえます。
< キーワード:案内 >
「ケーズデンキ」「ジョーシン」ではキーワード「案内」のポジティブ率が低くなっています。「商品の場所を聞いても案内してもらえなかった」「案内時の接客態度が良くなかった」といったネガティブな口コミが寄せられていました。
レポートでは他にも、「日本語・外国語口コミ評価の差」などについて分析しています。ぜひダウンロードしてご確認ください。
本レポートに関するお問い合わせ:kcom_report_request@mov.am
調査の概要
口コミ分析対象期間:2024年8月1日〜2025年6月30日
対象サイト:Googleマップ
口コミ取得数:8万7,080件