
【カレーチェーンの口コミ分析レポート最新版】4ブランドに共通で不満が多いキーワードは「ルー」
レポート概要
公開日時 | 2025年7月2日 |
---|---|
業種 | 飲食店 |
ジャンル | 業界別調査レポート |
今回は、カレーチェーン4ブランド(日乃屋カレー/100時間カレー/上等カレー/サンマルコ)に寄せられた口コミを調査しました。
業界動向の把握や自店舗の口コミ対策に、ぜひ本レポートをご活用ください。
目次
本調査の見どころ
1店舗あたりの口コミ数がもっとも多く、平均評価がもっとも高いブランドは「上等カレー」
平均評価がもっとも高い「上等カレー」では、★5の割合が他3ブランドよりも高い
もっとも外国語口コミ比率が高いブランドは「上等カレー」、次いで「サンマルコ」
「サンマルコ」以外の3ブランドでは、外国語評価と日本語評価の間に1pt以上の差が見られた
調査対象
本調査は、カレーチェーン4ブランドに寄せられた口コミ4,277件を対象に行いました。
日乃屋カレー(有限会社ノアランド):87店舗
100時間カレー(株式会社アークス):45店舗
上等カレー(得正株式会社):38店舗
サンマルコ(株式会社曲田商店):22店舗
(※調査対象の店舗はランダムに選出)
調査結果
ここからは、調査結果の一部を抜粋してお伝えします。
1店舗あたりの口コミ数がもっとも多く、平均評価がもっとも高いブランドは「上等カレー」
こちらの散布図では、調査対象4ブランドの「1店舗あたりの口コミ数」「平均評価(★の数)」を算出しています。1店舗あたりの口コミ数がもっとも多いブランド、平均評価(★の数)がもっとも高いブランドはともに「上等カレー」で38.1件、★4.23でした。
もっとも外国語口コミ比率が高いブランドは「上等カレー」
こちらのグラフでは、調査対象4ブランドの口コミにおける「外国語口コミ比率」を算出しています。もっとも外国語口コミ比率が高いブランドは「上等カレー」で51.8%、次いで「サンマルコ」で28.6%でした。
「上等カレー」の口コミに多く寄せられたキーワードでランキングを作成
こちらの表では、「上等カレー」の口コミにおける、キーワードの「使用回数」「ポジティブな文脈で使用されている割合(ポジティブ率)」を算出し、「使用回数」「ポジティブ率」「ネガティブ率」ごとにランキング形式で分析しています。
< 使用回数が多いキーワード「カツ」はこんな文脈で使用されています >
・「カツの厚みは厚すぎず薄すぎず絶妙なライン」
・「カツカレーはボリューム満点で大満足」
< ポジティブ率が高いキーワード「スパイシー」はこんな文脈で使用されています >
・「ルーはシンプルで絶妙なスパイシーさ」
・「辛さもしっかりスパイシーで大満足の美味しさ」
< ネガティブ率が高いキーワード「大盛り」はこんな文脈で使用されています >
・「大盛りにしてもご飯の量が少ない」
・「以前よりも大盛りの量が減ったのが残念」
キーワード「ルー」のポジティブ率は4ブランド共通で低い傾向に
こちらの表では、調査対象4ブランドにおける、「料理」「料金」に関連するキーワードに焦点を当て、各キーワードの「1店舗あたりの使用回数」「ポジティブな文脈で使用されている割合」の違いを調査しています。
< キーワード:ルー >
キーワード「ルー」のポジティブ率は4ブランド共通で低い傾向にあります。実際の口コミを見てみると、「ルーの量が少ない」「ルーがぬるい」といった不満の声が多く寄せられており、共通の課題となっています。
< キーワード:値段 >
キーワード「値段」のポジティブ率は「上等カレー」「サンマルコ」とその他2ブランドで差が見られる結果となりました。「上等カレー」の口コミでは、「値段に見合ったボリューミーさ」という評価が多く寄せられており、満足度の高さがうかがえます。
レポートでは他にも、キーワード「オペレーション」「接客」「店内」について分析しています。ぜひダウンロードしてご確認ください。
本レポートに関するお問い合わせ:kcom_report_request@mov.am
調査の概要
口コミ分析対象期間:2024年7月1日〜2025年5月31日
対象サイト:Googleマップ
口コミ取得数:4,277件