
【パスタチェーン4ブランドの口コミ分析レポート】1.5万件の口コミから見えた顧客満足度の違いとは?
レポート概要
公開日時 | 2025年5月23日 |
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業種 | 飲食店 |
ジャンル | 業界別調査レポート |
今回は、パスタチェーン4ブランド(ジョリーパスタ/洋麺屋五右衛門/カプリチョーザ/タパス&タパス)に寄せられた口コミを調査しました。
業界動向の把握や自店舗の口コミ対策に、ぜひ本レポートをご活用ください。
目次
本調査の見どころ
1店舗あたりの口コミ数が多いのは「ジョリーパスタ」、平均評価が高いのは「タパス&タパス」
平均評価がもっとも高い「タパス&タパス」では、他3ブランドよりも★5・★4の割合が大きい
もっとも外国語口コミ比率が高いブランドは「カプリチョーザ」で、次いで「洋麺屋五右衛門」
外国語口コミ比率が高い「カプリチョーザ」では「英語」の割合がもっとも大きい
調査対象
本調査は、パスタチェーン4ブランドに寄せられた口コミ1万5,669件を対象に行いました。
ジョリーパスタ(株式会社ジョリーパスタ):318店舗
洋麺屋五右衛門(日本レストランシステム株式会社):223店舗
カプリチョーザ(株式会社WDI):98店舗
タパス&タパス(株式会社ジャパンフードシステムズ):10店舗
(※調査対象の店舗はランダムに選出)
調査結果
ここからは、調査結果の一部を抜粋してお伝えします。
1店舗あたりの口コミ数が多いのは「ジョリーパスタ」、平均評価が高いのは「タパス&タパス」
こちらの散布図では、調査対象4ブランドの「1店舗あたりの口コミ数」「平均評価(★の数)」を算出しています。1店舗あたりの口コミ数が多いブランドは「ジョリーパスタ」で29.7件、平均評価(★の数)がもっとも高いブランドは「タパス&タパス」で★3.94でした。
平均評価がもっとも高い「タパス&タパス」では★5・★4の割合が大きい
こちらのグラフでは、調査対象4ブランドの「評価(★の数)の内訳」を算出しています。4ブランドの中で平均評価がもっとも高い「タパス&タパス」では、他3ブランドよりも★5・★4の割合が大きく、約76%を占めています。
「カプリチョーザ」の口コミに多く寄せられたキーワードでランキングを作成
こちらの表では、「カプリチョーザ」の口コミにおける、キーワードの「使用回数」「ポジティブな文脈で使用されている割合(ポジティブ率)」を算出し、「使用回数」「ポジティブ率」「ネガティブ率」ごとにランキング形式で分析しています。
< 使用回数が多いキーワード「注文」はこんな文脈で使用されています >
・「QRコードをスキャンして注文できるので、外国人にとっては非常に便利だった」
・「注文してから提供までのスピードが早かった」
< ポジティブ率が高いキーワード「満足」はこんな文脈で使用されています >
・「パスタの量が予想以上に多くて大満足」
・「接客も良く、料理もボリューミーで大満足だった」
< ネガティブ率が高いキーワード「残念」はこんな文脈で使用されています >
・「ランチメニューの種類が減っていて残念だった」
・「パスタのソースが少なく残念」
「タパス&タパス」ではキーワード「デザート」のポジティブ率が高い結果に
こちらの表では、調査対象4ブランドにおける、「料理」に関連するキーワードに焦点を当て、各キーワードの「1店舗あたりの使用回数」「ポジティブな文脈で使用されている割合」の違いを調査しています。
< キーワード:料理 >
「洋麺屋五右衛門」におけるキーワード「料理」のポジティブ率は他3ブランドよりも低いスコアとなっています。実際の口コミを見てみると、料理の提供までに時間がかかることに不満の声が多く寄せられていました。
< キーワード:デザート >
「タパス&タパス」におけるキーワード「デザート」の使用回数は他3ブランドに比べて多く、ポジティブ率も高くなっています。実際の口コミでは、デザートとドリンクのセットメニューを高く評価する声が多く見られ、満足度の高さがうかがえます。
レポートでは他にも、キーワード「オペレーション」「接客」「施設・設備」「料金」について分析しています。ぜひダウンロードしてご確認ください。
本レポートに関するお問い合わせ:kcom_report_request@mov.am
調査の概要
口コミ分析対象期間:2024年6月1日〜2025年4月30日
対象サイト:Googleマップ
口コミ取得数:1万5,669件