
牛丼チェーン4ブランドの口コミ分析レポート最新版!15万件超の口コミから読み解く評価傾向の違いとは?
レポート概要
公開日時 | 2025年5月14日 |
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業種 | 飲食店 |
ジャンル | 業界別調査レポート |
今回は、牛丼チェーン4ブランド(すき家/松屋/吉野家/なか卯)に寄せられた口コミを調査しました。
業界動向の把握や自店舗の口コミ対策に、ぜひ本レポートをご活用ください。
目次
本調査の見どころ
1店舗あたりの口コミ数・平均評価(★の数)がもっとも多い(高い)ブランドは「なか卯」
平均評価が高い「なか卯」では、他3ブランドよりも★5の割合が大きく、★1の割合が小さい
もっとも外国語口コミ比率が高いブランドは「なか卯」、次いで「松屋」
4ブランドすべてで、外国語評価が日本語評価を1.0pt以上上回っている
調査対象
本調査は、牛丼チェーン4ブランドに寄せられた口コミ15万1,916件を対象に行いました。
すき家(株式会社すき家):1,750店舗
松屋(株式会社松屋フーズホールディングス):1,111店舗
吉野家(株式会社吉野家):985店舗
なか卯(株式会社なか卯):443店舗
(※調査対象の店舗はランダムに選出)
調査結果
ここからは、調査結果の一部を抜粋してお伝えします。
1店舗あたりの口コミ数・平均評価がもっとも多い(高い)のは「なか卯」
こちらの散布図では、調査対象4ブランドの「1店舗あたりの口コミ数」「平均評価(★の数)」を算出しています。1店舗あたりの口コミ数、平均評価(★の数)がもっとも多い(高い)ブランドは「なか卯」で38.6件、★3.49でした。
もっとも外国語口コミ比率が高いブランドは「なか卯」
こちらのグラフでは、調査対象4ブランドの口コミにおける「外国語口コミ比率」を算出しています。もっとも外国語口コミ比率が高いブランドは「なか卯」で13.9%、次いで「松屋」で8.8%となっています。
「松屋」の口コミに多く寄せられたキーワードでランキングを作成
こちらの表では、「松屋」の口コミにおける、キーワードの「使用回数」「ポジティブな文脈で使用されている割合(ポジティブ率)」を算出し、「使用回数」「ポジティブ率」「ネガティブ率」ごとにランキング形式で分析しています。
< 使用回数が多いキーワード「定食」はこんな文脈で使用されています >
・「定食はご飯大盛りとおかわりが無料なのが嬉しい」
・「朝定食はリーズナブルで、たくさんご飯が食べれるので満足」
< ポジティブ率が高いキーワード「価格」はこんな文脈で使用されています >
・「手頃な価格で、しっかりとした味付けがされており、何度食べても飽きない」
・「早朝に食事を低価格で提供してくれる貴重な店」
< ネガティブ率が高いキーワード「残念」はこんな文脈で使用されています >
・「トイレが男女兼用で1つしかなく残念」
・「牛肉の臭みとキャベツの乾燥が気になり残念だった」
「松屋」ではキーワード「レジ」「会計」のポジティブ率が高い結果に
こちらの表では、調査対象4ブランドにおける、「オペレーション」「施設・設備」に関連するキーワードに焦点を当て、各キーワードの「1店舗あたりの使用回数」「ポジティブな文脈で使用されている割合」の違いを調査しています。
< キーワード:提供 >
「なか卯」では、キーワード「提供」のポジティブ率が60%と、他の3ブランドを上回っています。実際の口コミでも提供スピードの速さを評価する声が多く、「なか卯」の平均評価の高さに寄与していることがうかがえます。
< キーワード:レジ・会計 >
「松屋」では、キーワード「レジ」「会計」のポジティブ率が他の3ブランドよりも高くなっています。注文から会計までをセルフで完結できる仕組みに対し、「慣れれば便利」と評価する声が多く見受けられました。
レポートでは他にも、キーワード「料理」「接客」について分析しています。ぜひダウンロードしてご確認ください。
本レポートに関するお問い合わせ:kcom_report_request@mov.am
調査の概要
口コミ分析対象期間:2024年6月1日〜2025年4月30日
対象サイト:Googleマップ
口コミ取得数:15万1,916件